- 2016-4-26
- 学業
受験シーズンになれば、お子さんにできるだけのサポートをしてあげたいと思うのが親心ですよね。まずはお子さんが勉強に集中できる環境を作るのが大切。そして、できることを全部やったら、最後はやっぱり、神頼み!身を清めて心を込めて手を合わせ、志望校合格と学業成就をお祈りしましょう。
太宰府天満宮
福岡県太宰府市宰府4-7-1
京都から大宰府に流され、失意のうちに亡くなった菅原道真公の墓所の上に社殿を造り、御霊をお祀りしています。学問と至誠、厄除けの神様として全国から参拝客が絶えません。学問を究めたい受験生だけでなく、幅広い年代・地域の方々の崇拝を受け、地域ぐるみや個人単位で天神様を祀る集い(講)が今も各地にあります。境内には菅原家の家紋である梅が多く、初春を美しく彩ります。
北野天満宮
京都府上京区馬喰町
菅原道真公を御祭神として祀る天満宮、天神社の総本山。その社殿は国宝に、東門と三光門は重要文化財に指定されています。童謡「とおりゃんせ」にも歌われるように、京都では小さな子どもからお年寄りにまで「天神様(天神さん)」として親しまれた存在。学問の神様、そして芸能文化の守護神として崇拝を集めています。境内には1500本もの梅があり、京都随一の梅の名所でもあります。
湯島天満宮(湯島天神)
東京都文京区湯3-30-1
関東で最も有名な天満宮のひとつ。江戸時代には湯島聖堂が置かれ、武士の子弟が学問を修める場所でもありました。湯島聖堂が昌平坂に移ってからも学者や文人の参拝が多く、今も受験シーズンの前はたくさんの参拝客で賑わいます。志望校合格を祈る絵馬が鈴なりに溢れる光景は、毎年冬の風物詩。
亀戸天神社(亀戸天神)
東京都江東区亀戸3-6-1
菅原道真公(天満大神)と、菅原家の祖神(天善日命)を御祭神とし、古くから庶民の信仰を集めてきました。九州の太宰府天満宮に対して東宰府天満宮の別名も。四季折々に花が溢れる神社としても有名で、特に初夏の藤は必見。「藤まつり」期間中はたくさんの露店も並び、大変な賑わいに。初春の梅、秋の菊も見事です。
釣石神社
宮城県石巻市北上町十三浜字追波
ご神体は崖の上に乗った直径6メートルの巨石です。しめ縄で釣り上げられて今にも崖から落ちてきそうなところから、「釣石神社」と命名。宮城県沖地震、そして東日本大震災の際にもびくともしなかったことから、一躍有名に。大切な試験を控えた受験生に勇気を与える神様として、全国から参拝客が訪れるようになりました。